★ エスペラントのアルファベット

• エスペラントのアルファベットは２８文字あります。
• 母音５文字、子音２３文字で、一字が一音を表します。母音字は日本語と同じ a,e,i,o,u です。
• 字上符といって、ふつうのローマ字の上につける符号があります。これが付いた文字は独自の発音をします。
• 一部の古いブラウザ（ホームページ閲覧ソフト）では、下記の表の「字上符付きの文字」が ただしく表示されない場合がありますので、ご了解ください。

• 小文字「ĵ」は「j」の字の上の「点」をとって「^」に代えたものです。
• エスペラントでは、英語などに使われるローマ字２６文字の内 Q,W,X,Y は使われません。 ただ、これらの文字もエスペラントの文中で、諸言語の固有名詞を示したり、 単位記号（例：W＝ワット）などに使われることがあります。
• 「読み」は、文字を英語なら「エービーシー」、フランス語なら「アベセ」と読むことに相当するエスペラントの読みです。カナは近似です。

エスペラント以外のアルファベットの読み方

• エスペラントの文中で Q,W,X,Y が出てくる場合の「文字の読み」です。

字上符付き文字の表し方

• 字上符付きの文字は、パソコンの文字コードでは、ユニコード（ラテン拡張A）、JIS-X0213、 ラテン文字拡張３（Latin-3）などで表すことができます。
• ホームページ（HTML）作成の際は、metaタグで "charset=utf8" としてください。 例えば ĉ なら、下記の「ユニコード（10進）」の値が 265 ですから、 "ĉ" と記すことで、この文字を表示させることができます。

• 字上符付きの文字が出せない印刷、電子メール、ウェブなどの場合、 「代用表記」が使われます。本ウェブサイトでもところどころに表れます。 特に電子メールの場合、仮に自分のパソコンでは字上符付きの文字が出せても、 相手がよめないことを考えて、よく使われます。
• 上の表で、「代用表記２」は、ザメンホフが示したものです。パソコンなどの場合、 機械的に正しい綴りに戻すことができないのであまり用いられません。電報の場合には よく用いられます。
• 「代用表記３」は、文字xが正規のエスペラントの文字でないことに着目して、 機械的に正しい綴りに戻すこともできるため、メールでよく用いられます。

パソコンでの字上符入力方法

• 電子メールで字上符付き文字を入力しても、インターネットを介して文字が化けることがありますので、C^ や Cx などの代用表記を使用されることをお勧めします。
• 上記の方法で字上符付き文字を入力しても、普通のフォント（明朝，ゴシック，Century，Arial など）では表示できても、フォントによっては表示や印字できないことがあります。

字上符付き文字の表し方（モールス符号、点字）

各種の符号でも「字上符付き文字」を表す方法があります。