★ドリル式エスペラント入門 その1 その2

Esperanto per ekzercaro por japanlingvaj komencantoj

最新更新日:2023-10-01
 ドリル式エスペラント入門は、日本語を母語とする方々がエスペラント文法の基礎を学ぶための自習教材として作成されました。その1およびその2で、発音から始めて入門から初級に至る文法事項をあつかっています。本ウェブページでは、「その1」「その2」「特別編」のPDF版を無料で提供いたします。

1.構成
 ドリル式エスペラント入門その1、その2、特別編の各表紙に課一覧を載せます。一課一頁で一つの文法事項を扱います。それに応じた例文をそれぞれの課の標題にかかげています。各ページの左半分に記された説明を読んで内容を理解し、右半分に記された練習問題に解答してください。初出の単語および練習問題に関連する単語が頁の下段に載せてあります。目を通してください。
 なお、その1の最初の発音の課では、数課をまとめて複数の練習問題を設けています。
 エスペラントで書かれている文および単語は、必ず、声に出して読んでください。音読することで、眼と口と耳が使われ一層エスペラントになれることができます。

2.使い方
 次のような使われ方を想定しています。
 (1)学習者の復習用
 (2)講習会の教材または補助教材
 (3)案内人つきの自習用

3.案内人つきの自習用
 この学習形態では,学習者一人の独習ではなく,学習のペースメーカ,伴走者,案内人の役割を果たす先輩がいて,学習の進行を支援します。

 (1)学習者は案内人から数課分の教材を受けとって自習し,練習問題の解答を案内人に返します。

 (2)全問正解の場合,次の数課に進みます。案内人の役割は,練習問題を採点すること,次の課に進んでよいかを判断すること,誤答の場合に再学習を促すことです。

 (3)全問正解でない場合は,学習者は、再度,該当の課の左の説明を読み,間違ったところを自ら発見し理解するよう努め,再度,問題を解きます。

 案内人の役割は,自ら教えるのではなく,学習者による自習を支援する役回りです。教材の説明文は,自習で理解できるよう短いことばで分りやすくと心がけて作成しました。
 次のページから PDFファイルをダウンロードできます。
 ⇒ PDFファイルのダウンロード

4.解答集
 本資料と別に解答集を作成してあります。案内人の方、復習用に使われる方、あるいは講習会講師の方には便利かと思います。個別に、下記担当グループ のメールアドレスにご請求ください。

5.印刷版
 PDF版と同じ内容の紙版を印刷費実費で提供いたします。一枚ごとの配布も可能なように、綴じないままのものです。日本エスペラント協会あてにご請求ください。 ⇒ 紹介ページ

6.「その1」音声版 (2018-02-08追記)
 「その1」の各課の左半分の説明部分にあるエスペラント文を Klivo Lendon 氏に読み上げてもらいました。 エスペラントは母語を異にする人同士で理解されることが大切です。そのため、明瞭な発音が望まれます。Klivo Lendon 氏の発音はとても聞きやすいと思います。ごく一部、母語の英語の発音の影響がみられるところがあります。日本語話者は日本語の影響を、英語話者は英語の影響をうけます。
 説明部分のエスペラント文や練習問題で解答したエスペラント文を声に出して読みましょう。A01課からA05課の発音の説明を参考に、口を大きく開けて明瞭な発音を心がけましょう。
 そのMP3ファイルをダウンロードできます。
 ⇒ 音声ダウンロードページ

7.「その2」音声版 (2017-02-21追加)
 「その2」についても、各課の左半分の説明部分にあるエスペラントを、第3.1版とそれを移行した第4.1版の部分は北川久氏に、第5.1版以降は松田洋子氏に読み上げてもらった音声です。一部分、Klivo Lendon 氏の音声もあります。学習にご活用ください。
 ⇒ 音声ダウンロードページ

8.「その1」文字付き音声版
 前項の読み上げ文を画面で見ながら音声を聴くことのできるファイルもBelmontoさんの作成により用意しました。
 ⇒ Belmontoさんのウェブページ

9.ウェブ版でパソコンやスマートフォンから
 2016年4月1日からウェブ版の「ドリル式エスペラント入門」を公開しました。このウェブ版では各課に音声がつき、質問欄も設けてあります。質問欄の書き込みには学習支援チームが対応し、回答いたします。
 また、練習問題の解答も参照できます。スマートフォンからも使用でき、より手軽に学習を始められるかと期待されます。
 ⇒ https://kurso.jei.or.jp/

10. 点字データ
 「ドリル式エスペラント入門」の点字データが次のURLから入手できます。
 ⇒ https://www.jei.or.jp/brajloj
 点字の音読、ピンディスプレイへの出力、点字プリンタを用いての点字用紙プリントなどご活用ください。 温泉川(ゆのかわ)美喜雄さん、深見壽賀子さんの点訳チームによる成果です。 その1が第3.3版、その2が第5.3版、特別編が第1版に依拠しています。

11.(参考)単語リスト
 本文と練習問題と付録に登場する単語の一覧を、その1とその2それぞれにPDFファイルで作成しました。単語ごとに登場する課を列記してあります。
 ⇒ その1 単語リスト その2 単語リスト

12.(参考)表題文一覧
 各課の表題文の一覧表をPDFで用意しました。表題には、その課の文法事項の一部を体現する文をあげています。これによって、学習した事項を思い出す手掛かりにしていただけるのではないかと思います。
 ⇒ 表題文一覧(PDF 330kB)

 使用してのご感想、ご指摘がありましたら、下記担当グループまでお知らせいただければ幸いです。

 (一財)日本エスペラント協会
      研究教育部 ドリル式教材担当グループ
          
※「新教材企画委員会」から名称変更
 電子メール:
    



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