■ エスペラントに関する研究を中心に、諸学についての論文を「紀要」として発行します。 日本語標題は「エスペラント研究」、エスペラント標題は "Japana Esperantologio" です。 編集は一般財団法人日本エスペラント協会の紀要編集委員会が行っています。
■ エスペラント語学研究をはじめとして、、歴史、文学研究、社会学的調査、思想史 的研究、教授法の開発などを含め、広く原稿を掲載しています。 問い合わせは日本エスペラント協会まで。
■ バックナンバー
本誌は,エスペラントおよび他の計画言語の言語学的研究,国際語・民際語に関する社会言語学的研究,エスペラント文学・文化の研究,エスペラント運動史・思想史の研究,エスペラント共同体の社会学的研究,エスペラント教授法の開発など,広くエスペラントとエスペラント共同体,国際語運動等に関する論考および翻訳を掲載する.翻訳は,日本語以外で書かれた本誌の趣旨に合う学術論文の日本語訳,およびエスペラント原作文学作品の日本語訳を掲載する.
2.(投稿者)投稿者は,原則として,日本エスペラント学会会員に限る.投稿者が連名の場合は,少なくともその1人が会員でなければならない.ただし,編集委員会が相当と認めた場合は,会員以外の投稿も受理することができる.
3.(原稿)原稿は,未発表のものに限る.ただし,口頭発表したものは,この限りでない.他学会において査読中のものは,未発表とは見なされない.
4.(原稿の種類)投稿原稿には,論文・研究ノート(速報性のあるもので,論文ほどの厳密性を求めない)・書評・研究動向紹介(最近の論文や研究書の紹介・レビュー)・論文翻訳・文学作品翻訳等の区分を明記すること.ただし,最終的な区分は編集委員会の判断による.
5.(翻訳の投稿)翻訳を投稿する場合は,投稿者の責任において,著者・発行者等の著作権者と交渉し,翻訳権の問題を処理しておくこと.編集委員会は,著作権者の許諾を証明できるもの提出を投稿者に求めることがある.翻訳には,出典等を明記するとともに,原著者の紹介や作品の位置づけなど,解説文を添えることが望ましい.
6.(使用言語)使用言語は,日本語またはエスペラントのいずれかとする.ただし,翻訳は日本語訳のみとする.論文・研究ノートには,本文が日本語の場合はエスペラントで,本文がエスペラントの場合は日本語で,表題の訳・執筆者名・要約を添える.日本語のローマ字表記は,訓令式・ヘボン式のいずれでもよい.執筆者自身の名前のローマ字表記は,本人の自由とする.
7.(原稿の取り扱い)投稿原稿の採否は,2名の査読者の判断に基づき,編集委員会が「a.採録,b.条件付き採録,c.返戻」のいずれかを決定する.査読は,投稿者名を伏せて行う.投稿者には,原稿受理日より2か月以内に採否を通知する.編集委員会の審査により,原稿の修正を求める場合もある.採否にかかわらず,原稿は返却しない.
8.(校正)執筆者校正は初校のみとし,訂正は誤字脱字など最小限のものに限る.原文の大幅な増減は認めない.
9.(抜き刷り)抜き刷りは作成しない.執筆者には,本誌若干部を無料で献呈するが,原稿料は払わない.
10.(著作権)掲載された論文等の著作権は,原則として,財団法人日本エスペラント学会に属す.
11.(原稿の締切と送付)原稿は,随時受け付ける.締切は,各号ごとに別に定める.投稿原稿は,原稿の種類・住所氏名・連絡先(電話番号,FAX番号,電子メールアドレス等)を明記した紙片を添え,封筒に「『エスペラント研究』原稿」と朱書きして,送付すること.送付先は,(162-0042)東京都新宿区早稲田町12-3 財団法人日本エスペラント学会 紀要編集委員会.
12.(執筆要項)原稿は,原則として,完成原稿を電子ファイルの形で受理する.以下の執筆要項に従って作成した原稿をフロッピディスクまたはCD-Rディスク等(MOディスクは不可)に保存したものと,原稿をプリントアウトしたもの2部を,あわせて提出すること.規定の形式で提出できないときは,あらかじめ編集委員会に相談すること.
(1) 原稿の分量は,日本語の場合は2万字(400字詰め原稿用紙に換算して50枚)以内とし,欧文文字は2文字を1文字に数える(全文エスペラントの場合はスペースも含め4万字以内).数ページの書評や研究動向紹介等も歓迎する.制限を超える場合は,縮小や複数年にわたる連載を求めることがある.
(2) 原稿は横書きとし,1ページ目最初に,表題,執筆者名(匿名は不可),所属(記載する場合),目次を書く.エスペラント(本文がエスペラントの場合は日本語)の表題・執筆者名・要約は,巻末に添える.要約は,日本語1600字(エスペラントの場合は3200字)以内とする.論文・研究ノート以外には,要約は不要である.なお,要約は,別に La Revuo Orienta誌等に掲載されることがある.
(3) 日本語の文章は,固有名詞などやむをえない場合を除き,常用漢字・新かなづかいを原則とする.
(4) 日本語の句読点は,「,」「。」に統一する.ただし,組版時に変換するので,原稿には「,」と「、」,「.」と「。」のいずれを用いてもよい.
(5) 論旨にかかわらない句読点,かなづかい,漢字表記などは,編集委員会の責任で修正を加えることがある.
(6) 本文中の注記は,語句の後に「語句(1)」のように記して通し番号を付け,章ごとでなく,本文末に一括して書く.引用文献等の書式は,執筆者の裁量に委ねる.
(7) 原稿は,A4版に文字12ポイントを目安として作成する.使用フォントの種類は問わない.2部用意するプリントアウト原稿は,A4用紙に印字する.1部をプリントアウトし,朱で注記を記入したあと,それをコピーしてもう一部を作ってもよい.
(8) 提出用電子ファイルは,Windows, Macintoshともに,MS Word(.doc)(.docx),リッチテキストフォーマット(.rtf),テキストファイル(.txt)のいずれかのファイル形式で保存する.Macintoshの場合は,ファイルに拡張子を付けておくこと.
字上符の扱いは,ユニコード・ラテン3または代用方式(sx, s^,^s)のいずれかを用いる(ザメンホフ方式shは不可).ワープロ専用機の場合は,MS-DOSファイルに変換すれば,テキストファイルになる.
(9) 図表・写真などは,MS Wordファイルで原稿に取り込んで割り付けできる場合は,そのようにしてファイルを保存し,取り込めない場合は,図表・写真の配置や縦横寸法をプリントアウト原稿に朱で記入する.いずれの場合も,そのまま版下として使える鮮明な図表・写真を原稿とは別に添える.特殊な製版を要すなどして特別な費用がかかる場合は,投稿者に費用負担を求めることがある.
(10) 画像ファイルや特殊なフォントなどを使用したときは,それらを原稿電子ファイルに添えて,いっしょに保存して提出する.
(11) 手持ちのフォントやワープロソフトにない特殊な文字や記号は,プリントアウト原稿の該当個所に朱で記入しておく.手書き文字は大きめの楷書体で書くこと.その他必要な指示は,すべて朱で記入しておく.ただし,レイアウト上の制約により,希望どおりにならないこともある.
(12) その他不明の点は,編集委員会(日本エスペラント学会事務局気付),または,渡辺克義宛電子メール:ka-watanabe@ninus.ocn.ne.jp まで問い合わせられたい.
補則 本規程は日本エスペラント学会紀要編集委員会が改廃する.