「esperanto」を題字とする英文雑誌『Esperanto Culture Magazine』の創刊について、編集長である菅付雅信氏(株式会社グーテンベルクオーケストラ代表取締役)に、本会より書状を送付しました。(2020.12.28)
各方面からの関心の大きさに鑑み、本会から送付した書状をここに公開します。
本会は、世界エスペラント協会と協働しながら、具体的な事実に基づき本件に対処してまいります。
英文雑誌『Esperanto Culture Magazine』創刊について(PDF)
2021年1月6日更新
これに対してのグーテンベルクオーケストラ菅付雅信氏よりの回答(2020.12.28付け)を合わせて掲載いたします。
なお、段落番号は本会で付加いたしました。
グーテンベルク社ご回答(PDF)
2021年1月9日更新
2021年1月7日に、株式会社グーテンベルクオーケストラと一般財団法人日本エスペラント協会で、本件について会談を持ち、以下の点について意見交換をおこないました。
- 『Esperanto Culture Magazine』創刊後の反響について
- 同誌に関連してエスペラント使用者が感じている違和感について
- 同誌のコンセプトと、現存するエスペラント文化のあいだの差異および共通点について
2021年1月14日更新
会談では上記内容のほかに、同社から雑誌の内容に関する具体的な提案がありました。本会理事会で協議した結果、同社と本会との立場の隔たりが大きいことに鑑み、同社からの提案に対しては合意することができない状態にあるとの結論に至りました。
本会は、引き続き同社との対話を継続していきます。
2021年1月30日更新
1月21日に、株式会社グーテンベルクオーケストラに、本会理事会より、上記雑誌の標題から「Esperanto」の語を外していただけるよう、要望書を送りました。これについて、1月27日におこなわれた同社と本会の会談で、同社は、若干の変更の可能性を示唆しながらも、誌名に字句として「Esperanto」を含め続けたいとの意向を示しました。
回答を受けた今後の対応について、本会理事会で継続して協議していきます。
2021年2月8日更新
株式会社グーテンベルクオーケストラから受領した声明を、下記ページで公開しました。