La 10a Publika Prelegkunveno (junio-24), memore al Japana Tago de Esperanto
1887年にポーランドで生まれた国際語エスペラントは世界各地に広まり、普及活動が日本で本格化した約20年後の1906年(明治39年)6月12日に、日本初のエスペラントの全国団体が発足しました。その創立日が、日本での「エスペラントの日」です(二葉亭四迷のエスペラント学習書『世界語』の出版、第1回日本エスペラント大会が開催されたのも、同じ年でした)。
「エスペラントの日」にあわせて、6月に、記念公開講演会を行います。今回は、堀泰雄さん(本会顧問)に、「1930年代を生きたエスペランティストたち〜島﨑敏一さんが受け取った300通の手紙から」のテーマでお話していただきます。
講演会は、オンラインでも配信します。どなたでもご参加いただけます。
また、講演会で取り上げる「手紙」の展示会も併催します。
それぞれ詳細は下記のとおりです。
1. 講演会
【プログラム】
1)講演「1930年代を生きたエスペランティストたち〜島﨑敏一さんが受け取った300通の手紙から」(質疑含め、約90分、オンライン配信あり)
講演者:堀泰雄さん(一般財団法人日本エスペラント協会 顧問)
現在の群馬県藤岡市生まれの島﨑敏一さん(1913〜1946)が、エスペラント語を活用し、1929〜40年にかけて、世界中の人々と文通を続けてきました。戦地からの復員後すぐに、島﨑さんは世を去りましたが、戦災を免れた約300通の手紙が残されていました。内容は、第二次大戦に向かっていく当時の世界各地の政治・経済情勢を伝える、世界中のエスペランティストたちの肉筆でした。
講演者は、この手紙の内容を今に伝えるべく、日本語に翻訳し『1930年代を生きたエスペランチストたち』と題して2022年に出版しました。
〔講演者略歴〕堀泰雄(ほり やすお)
1941年12月東京生まれ。群馬県前橋市育ち。京都大学文学部卒。
[職歴]1965年から 群馬県公立高校教員(英語)、そののち大学非常勤講師など。
[エスペラント関係]1993~2014年:本会理事、2007~2010年:世界エスペラント協会理事。現在、本会顧問。
2)日本エスペラント協会からのご案内(約30分、オンライン配信あり)
3)エスペラント古本市(講演会終了後17:00まで、エスペラント会館)
【実施要項】
- 日時:2023年6月24日(土)14:00〜16:00
- タイトル:第10回「エスペラントの日」記念 公開講演
- 会場:エスペラント会館(東京メトロ東西線・早稲田駅すぐ)およびオンライン
- 主催:一般財団法人日本エスペラント協会
- 参加費:現地参加 500円/オンライン参加 無料(いずれも後述の通り、事前の申込みが必要)
- 定員:エスペラント会館での現地参加 40名/オンライン参加 80名
- 使用言語:日本語
申し込み方法
- 受付方法:専用申し込みフォーム
- 受付時期:5月16日(火)11:00~6月19日(月)23:59
- オンライン参加の接続方法は 6月22日(木)中に申込者にメールで配信。
質疑応答
当日の講演に対しての質問は、原則、現地参加の方に限定となります。
2. 展示会
【展示内容】
『1930年代を生きたエスペランティストたち』に関する、当時の手紙や絵葉書の実物の展示
【実施要項】
- 日時:2023年6月23日(金)〜2023年6月25日(日)15:00〜21:00
- タイトル:「エスペラントの日」記念 展示会
- 会場:エスペラント・ビーガン・カフェSOJO(エスペラント会館から徒歩5分)
- 主催:一般財団法人日本エスペラント協会
- 入場:無料(飲食代別、事前申し込み不要)
参加申し込みフォーム[2023年6月24日(土)エスペラントの日 記念講演会]
【申し込み締め切り:2023年6月19日(月)23:59】
申し込みを締め切りました。