モンテビデオで開かれた1954年の会期中に、決議IV.1.4.422-4224により、 国際語エスペラントを通じて、世界の人々の間の国際的知的交流および相互理解 の分野で達成された結果に留意したこと、およびそれらがユネスコの目的と理想に 合致すると認めたこととに鑑み、
この間、エスペラントが、世界のより多くの地域および人類のより多くの活動分野に 浸透して、異なる国々の人々と文化の間の理解の手段として、考慮に値する進展を収めた ことを想起させ、
異なる国民性の人々の間の国際理解と疎通のためにエスペラントが提示している大きな 可能性を認め、
ユネスコの活動に関する情報の周知に向けてのエスペラント運動、特に世界エスペラント 協会の重要な貢献に、ユネスコの活動自体への参加と同様に、留意し、
1987年にエスペラントの生存百周年が祝われることを念頭に、
1. | 百周年に際してエスペラント運動に祝意を表す。 |
2. | 異なる民族と文化の間の理解を改善する手段としてのエスペラントの発展を 引き続き、注意して追尾するよう、事務総長に要請する。 |
3. | 適切な行事、宣言、特別切手の発行などによりエスペラントの百周年を記念し、 学校および高等教育研究機関において、言語問題およびエスペラントについての 研究プログラムの導入を奨励するよう、加盟国に勧める。 |
4. | エスペラント百周年祝賀に参加し、ユネスコ活動に関するものを含め、その会員間に 情報を周知する手段としてエスペラントを用いる可能性を研究する様、国際非政府機関 (NGO)に勧める。 |